東2丁目にお住いの須藤さん(75歳)と佐藤さん(72歳)が毎週会うのは二丁目公園。週に一、二回、公園愛護会の仲間とともに花のお世話や雑草取りをしています。「義務感もなく、無心になって土をいじっているのが気持ちいい。」とおっしゃるのは「雑草取りのプロ」須藤さん。佐藤さんは親御さんの介護が続き、自分も足腰を鍛えなくちゃ、と思ったのがきっかけだそうで、公園でのしゃがんでの作業が今では健康のバロメーターになっているとのこと。
お二人の美化活動は23年前、公園が完成した時からずっとで、それぞれが自分の作業をしながら、季節ごとに、あの花壇には何の花を植えようかと計画を考え、お互いに情報交換をするのが楽しみだそうです。いつ来ても花があり、お子さん連れ家族やたくさんの人の散歩コースにもなっている公園。住民の方が訪れると笑顔になり、人のつながりが自然と生まれる、コミュニケーションの場になるといいですね。皆さんも、散歩の時にお二人の姿を見かけたら、ぜひ声をかけてあげてくださいね。(2021_0310)