Shichirigahama Town Community

環境コンシャスな人たち第6回「困った時は・・・」

年季の入った作業服で藤棚の剪定をしているのは、七里に住んで50年の松井さん(80歳 東2丁目)。公園やご近所の植木の剪定、空き地や歩道の雑草取りまで、広い範囲で街の美化活動をされています。                                                もともと外で身体を動かすのが大好きな松井さん。総合商社勤務だった頃は激務で終電帰りの日々でしたが、毎週末、沼津のご実家へ植木の剪定に通うのが楽しみだったそうです。定年退職してから、植木屋でもやろうかと講習を受け、今はプロの腕前。でも、松井さんの活躍は剪定や雑草取りにとどまりません。道端で近所の方の困りごとを聞けば、すぐに直行。電気工事、TVアンテナの設置、雨戸シャッターのペンキ塗りまで、もう八面六臂の大活躍。「困った時は、松井さん!」と、皆さんから頼りにされています。頼みごとのお礼は珈琲一杯。時々、お惣菜のお裾分けも。(下町のご近所付き合いみたいでいいですねぇ。)                                                                    毎朝4時起床で、自宅前の道路掃除が日課。これからの楽しみは息子さんとの海外旅行だそうです。しばらくは難しい状況ですが、早く実現する日が来るといいですね。そして、ご近所の皆さんにたくさん土産話を聞かせてあげてくださいね。(21_0512)