プロムナードの清掃や植栽剪定でよくお見かけするこの笑顔は、アメリカ領サモア生まれ、ハワイ育ちのパレマ・ロバーツさん(44歳 東3丁目)。ハワイのフラ教室で巡り逢った求美さん(七里出身でお母様が美容院経営)との結婚を機に、2016年に七里に移住されました。こちらに来て2~3年は言葉の問題で「周りの人とのコミュニケーションが難しくて、寂しかった。」というパレマさん。それが、近所の方のプロムナード清掃を手伝い始めてから、だんだんと知り合いやお友達ができたそうです。
フラやハワイ伝統の竹スタンプのワークショップ等ポリネシアの文化を発信、シェアしているパレマさんはアーティストとして、ウッドカービングの作品も制作。鎌倉の寺社建築や彫刻にも興味を寄せています。「日本、アジア、ポリネシア・・・伝統的なアートに類似性を感じます。」プリンスの坂を下りれば、向こうは太平洋。ポリネシアとも海でつながっていますものね。
七里に住んで良かったと思うのは、町が美しく、人々が親切なこと。オープンマインドで皆が共同体感覚を持って暮らしていること、と語るパレマさん。「英会話を教わりたい人はプロムナードでどんどん声をかけてください」ですって。まずは明日、Good morning!と挨拶してみましょうか?(21_1004)